TC Takeuchi

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INTERVIEW

INTERVIEW

現場を重ねるごとに
できることが増えていく楽しさ

2014年入社 大熊 駿志

INTRODUCTION

大学を卒業後、地元のたけうちに入社。大学まではバレーボールをしていたこともあり、体を動かす仕事をしたいと考えて入社しました。現場作業やダンプカーの運転、重機の操縦のほか、最近では現場監督として力を伸ばしています。

考える仕事。
難しいけれど、面白い。

たけうちに入社した理由は?

身体を動かす仕事ということで、まずはやってみようと考えました。入社してみると、現場作業とはいってもずっと動き続けるわけではなく、それまで運動をしていたからか体力的な問題はありませんでした。身体を動かせる上に重機にも乗れる、楽しい仕事という印象でした。けれども勤めて数年たった今では、考える場面が多い仕事だと感じています。同じような案件でも、現場の環境によって作業の組み立ては変わります。ここがこの仕事の難しさでもあり、面白さでもあると思います。最近は現場監督を少しずつ任せてもらえています。プレッシャーもありますが、竣工時の達成感は大きいですね。

チームプレーの
感覚が大切な仕事

どのような人に向いていますか?

たけうちでは色々な作業ができるため一概には言えませんが、私の場合は、チームプレーが必要なバレーボールを続けてきたことは大きかったと感じます。体力がつくことはもちろんですが、土木工事はみんなで役割分担をしながら進める仕事のため、チームプレーにおけるメンバーへの気遣いと同じ感覚があります。私の高校時代のポジションはセッターでした。セッターは全員に目配りをしながら、どんな状況で誰にトスをあげるのかなどを判断する、ゲームをコントロールするポジションです。その感覚が、作業員の状態を判断しながら作業を回す、現場監督の仕事にも生きていると思います。

この道路、この堤防を
自分たちが造った

仕事のやりがいを教えてください

ふだん目にしている道路や堤防がどのように造られているのか、それが分かる面白さがあります。自分がこの道路、この堤防を造ったという充実感は大きいですね。最初の頃は施工場所を通るたびに友人に話していました。今はさすがにいちいち伝えませんが、自分たちで地域を造っているという実感は続いています。また、近年では毎年のように大雨があり、この仕事の重みを改めて実感します。振り返れば入社した2014年にも大雨があり、最初の仕事は土嚢づくりでした。それ以後も災害時の復旧工事に多く携わりました。

体育会系の敬語が
浮いてしまう和やかさ

社内には色々な年代の人がいます

ベテランの先輩がたくさんいる職場ですが、ざっくばらんな雰囲気です。学生時代には体育会系特有の上下関係に馴染んでいたため、入社当初はそれにならった敬語で先輩に接していたのですが、それが逆に浮いてしまいました。また今振り返れば、若気の至りのような行動もあったと思いますが、それを「またおめぇか」という感じで受け止めてくれていましたね。土木工事の現場は真剣度が安全に直結する仕事であり、そのために必要な緊張感は常にあります。けれども休憩中は和やかで、年齢差を感じずに仕事ができています。

将来にわたり、会社を担っていける存在に

今後の抱負を教えてください

今は自分に見合った金額の案件から現場監督を任せてもらっています。合理的な工程やきれいな仕上がりなど、先輩の仕事を見ているとまだまだ学ぶことは多いですが、現場を重ねるごとにできることが増えていく実感があって楽しいです。また、ICT建機への設備投資など、木山社長の新しいことを取り入れようとする姿勢は、見ていて気持ちがいいなと感じます。社員にも期待し、いろいろ挑戦させてくれています。実は今、現場業務以外の勉強も始めています。これからもずっと、将来にわたり、会社を担っていける存在になりたいですね。

INTERVIEW

自分たちで
造ったものが
地域に残っていく

1991年入社 菊池 英光

INTRODUCTION

前身である有限会社竹内石材店が、現在の株式会社たけうちになる直前、20歳で入社しました。携わった現場は100をくだらず、現場監督としても20年以上の経験があります。導入した重機はいつも一番最初に乗りこなし、新人に教える役割も果たしてきました。

知り合う人で
人生は変わる

たけうちが土木業に舵を切った頃に入社

10代の頃は色々な仕事を転々としました。たけうちに入社したのは先代の社長、今の会長に声をかけてもらったのがきっかけです。会長のことはよく知っていて、人となりに惹かれていました。また、土木業が面白そうだと思ったのも大きかったですね。社内には歳がはなれている先輩がたくさんいましたが、厳しい上下関係はありませんでした。それまでに経験した現場系の会社と比べても穏やかな人ばかりで、そういった雰囲気は今でもあると思います。人は知り合う人で人生が変わります。会長のおかげで、いい会社に出会えたと思っています。

うまく褒めながら
使ってくれた

色々な業務に熟練しています

最初は重機ばかりのっていましたが、会長がうまく誘導してくれて、少しずつ現場管理の仕事もこなすようになりました。当時の私をうまく褒めながら使ってくれたと思います。現場管理に必要な土木施工管理技士の資格も。勉強が好きな方ではなかったのですが、久しぶりにテキストを開きました。たけうちでは現場監督や重機オペレーター、ダンプカーの運転など、さまざまな業務をさせてもらえます。飽きないというのが、続けてこられた理由の一つかもしれません。

大きな乗り物は、
それだけで気分がいい

重機の乗り方を教えてくれています

たけうちでは最新の重機に乗れるので、好きな人は本当に嬉しいと思います。大きい乗り物は、それだけで気分がいいですね。ただし初心者は、単純に動かすことはできても、土を掘ったりならしたりの業務は難しい。ICT建機もありますが、今の段階では経験が不可欠です。時間があるときに乗ってみるなどして、積み重ねるしかありません。危険もつきものです。例えば慣れないうちには、作業に本気になると、すぐに側にある電線の存在を忘れる。現場ではしつこいくらいに、気を抜くなと声をかけます。

現場に入るたび
新鮮な気持ちに

土木業の魅力は何ですか?

同じような工事でも現場の環境が違うので、毎回違うやり方が求められます。この仕事について30年以上になりますが、いつも新鮮な気持ちになりますね。街なかではなく、自然のなかで働けるのも嬉しいです。その代わりに天気とは常に睨めっこ。雨の後には土がどれくらい乾いているか、重機を入れられるか、判断しながら現場を進めます。また、自分たちで造ったものが地域に残っていく仕事でもあります。最初は自分が携わった現場を通るたびに嬉しくなりました。そんな現場が今ではそこかしこに残っています。

経験が生きる仕事。ずっと現場に携わりたい

今後の目標を教えてください

この活気ある楽しい雰囲気を維持したいですね。安全に関わることでは叱るときもありますが、いわゆる厳しさはありません。若い人とベテランが一緒に業務を進めることで、色々な考え方に気づけます。何でもやってみようと思えること、分からないことは何でも聞ける雰囲気が大切だと考えています。実は80近い年齢でありながら、現場に携わっている方がいます。重機を操作したり、休憩時間には冗談を言い合います。土木は経験が生きる仕事です。個人的には身体さえ元気なら、あんな風にずっと現場に携わりたいなと思っています。